【12月10日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)は9日、スイス・ローザンヌ(Lausanne)でトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長や国際競技連盟のトップらを集めた五輪サミットを開き、ロシアとベラルーシの選手をアジアで開催される国際大会に出場できるようにする提案を「検討」すると明かした。

 ロシアによるウクライナへの侵攻を受け、ロシアとベラルーシの選手は2月に国際大会への出場が禁止された。

 だが、両国の選手を受け入れるというアジア・オリンピック評議会(OCA)の提案を受け、IOCは「さらなる検討を主導する」と発表。「OCAは現行の制裁を尊重しつつ、自らの権限において、ロシアとベラルーシの選手のアジアでの大会参加を促進することを申し出た」と説明した。(c)AFP