【2月17日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III)は16日、訪問先のミルトンキーンズ(Milton Keynes)で、君主制反対派のデモに遭遇した。

 デモ隊は「私の王ではない」と書かれた黄色のプラカードを掲げていた。

 デモを主催したのは、英国の立憲君主制廃止と共和制樹立を求める市民団体「リパブリック(Republic)」。

 現地紙ミルトンキーンズ・シチズン(Milton Keynes Citizen)によると、チャールズ国王は、20人ほどのデモ隊を「無視した」。

 リパブリックのグレアム・スミス(Graham Smith)代表は「なぜ戴冠式に公金を浪費するのかと尋ねたが、チャールズは答えようとしなかった」「われわれは、王室に抗議してもいいというメッセージを広めると決めている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 リパブリックは、5月6日の戴冠式でも抗議デモを実施するとしている。(c)AFP