【2月14日 AFP】イランのイブラヒム・ライシ(Ebrahim Raisi)大統領は14日、中国を訪問し、習近平(Xi Jinping)国家主席と会談した。国営メディアによると、習氏はイランと「連帯、協力している」と両国関係を称賛した。

 国営メディアによると、習氏は「現在の複雑な転換期にある世界で、両国は相互に支援し、連帯かつ協力している」と述べた。

 ライシ氏は3日間の訪中で、貿易や経済関係を強化したい意向。両国は既に、エネルギーや農業、貿易、投資などの分野で強固な経済関係を構築しており、2021年には、経済や安全保障分野の協力を強化する25年間の協定を締結した。

 イランと中国は、ロシアによるウクライナ侵攻への立ち位置をめぐって欧米諸国からの圧力にさらされている。イランは、ロシアにドローン(無人機)を供給していると非難されている。(c)AFP