【12月26日 AFP】ロシア軍がウクライナへの攻撃にイラン製無人機を使用しているとの西側の主張を受け、イラン軍のモハンマド・バゲリ(Mohammad Bagheri)参謀総長は自国製無人機の「有効性」が示されたとの見解を示した。現地メディアが25日、伝えた。

 ウクライナ政府と西側諸国は、ロシア軍がイラン製無人機を使用し、ウクライナの民間インフラやエネルギー施設に多大な損害を与えていると主張。これに基づき西側は、複数のイラン企業に加え、バゲリ氏を含む軍高官に制裁を科している。

 イラン政府はウクライナ侵攻で使われる兵器は提供していないと繰り返し否定していたが、先月上旬になって、侵攻開始前にロシアに無人機を輸出したと認めた。

 タスニム(Tasnim)通信によると、バゲリ氏は、ウクライナ侵攻でイラン製無人機が使用されているとの西側の主張について「今日の印象形成は、敵の心理戦の一部だ」と指摘。

 その上で、「こうした主張の多くが誤ったものであるという事実は別にしても、これはつまり、イランの無人機分野における有効性、重要性、優位性を示している」との認識を示し、「イラン軍は無人機の開発を続ける。無人機分野で他国と協力していく」と述べた。(c)AFP