【2月7日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド(Leeds United)は6日、リーグ降格圏への転落に歯止めをかけられなかったジェシー・マーシュ(Jesse Marsch)監督の解任を発表した。

 リーズは5日のノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)戦に0-1で敗れて7試合連続未勝利となり、降格圏目前の17位に沈んでいる。リーグ戦最後の白星は昨年11月5日となっており、この惨状を受けてフォレスト戦後にはファンからマーシュ監督の解任を求める声が上がっていた。

 後任候補には元アストン・ビラ(Aston Villa)の指揮官スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)氏や、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)元監督のマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)氏、そしてチャンピオンシップリーグ(2部)のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)で指揮を執るカルロス・コルベラン(Carlos Corberan)監督の名前が取り沙汰されている。

 コルベラン氏は、マーシュ監督の前任者だったマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)氏の元スタッフの一員だった。昨季はハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)をプレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフに導き、現在はWBAでの手腕が評価されている。

 リーズは、宿敵マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との連戦を控える中で、マーシュ監督の解任を決断。8日は敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)に乗り込み、12日にはホームでエリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督率いるチームを迎え撃つ。(c)AFP