地対空ミサイル「天弓(チョングン)」(空軍提供)(c)news1
地対空ミサイル「天弓(チョングン)」(空軍提供)(c)news1

【01月25日 KOREA WAVE】2026年に「戦力化10年」を迎える韓国産中距離地対空ミサイル「天弓(チョングン)」の廠(しょう)整備事業が順調に進められている。韓国軍と防衛産業は、天弓廠整備事業が韓国兵器体系の信頼性をさらに高め、今後の防衛産業輸出にもプラスに作用すると期待している。

防衛事業庁は最近、天弓廠整備施設事業の基本計画樹立のための研究を提案している。整備施設の新築先行事業として、施設工事の必要性、事業範囲・事業費の妥当性などを調べるためだ。

廠整備とは、戦力化された装備を、一定期間後に部品単位で精密に検査・修理し、出庫時と同じ性能を発揮できるよう整えるもの。韓国軍は、天弓の設計寿命、交替周期、検査周期などを考慮して、廠整備周期を10年に決めた。

天弓は2011年に開発が完了し、2016年に空軍に配備された。韓国軍はその10年後となる2026年、天弓の廠整備に取り掛かる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News