【1月23日 AFP】サッカーサウジアラビア1部リーグのアル・ナスル(Al Nassr)に移籍したポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が22日、アル・イテファク(Al Ettifaq)との試合でリーグ戦デビューを飾り、1-0の勝利で新天地での戦いをスタートさせた。

 得点はできなかったロナウドだが、総額4億ユーロ(約557億円)以上ともいわれる世界最高給を払って、国内とアジアのタイトルを狙うチームにとっては明るいニュースとなった。

 ロナウドは、19日にリオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との親善試合に出場し、5-4の熱戦の中で自身も2ゴールを決めていたが、2万2862人の観客が集まったこの日のリーグデビュー戦は、盛り上がりに欠けるものだった。

 チームの主将を務めたロナウドだが、前半は低調な立ち上がりで、チームメートからなかなかボールが集まってこない中、足技を試みてボールを失う場面もあった。序盤に放ったミドルシュートは相手に当たって枠を外れ、31分には味方のクロスに飛び上がったが惜しくも合わず。しかし、このボールをタリスカ(Anderson Talisca)が頭で押し込んでチームは得点した。

 結局、パートナーのジョルジーナ・ロドリゲス(Georgina Rodriguez)さんが見つめる前で、最後まで得点がなかったロナウドだが、チームはこのゴールを守り切って勝利し、リーグ首位を維持した。(c)AFP/Talek HARRIS