【1月19日 AFP】ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は19日、ロシア軍が数か月にわたって制圧を目指している東部ドネツク(Donetsk)州バフムート(Bakhmut)でのウクライナ軍の戦いぶりから「学ぶ」ことができると述べた。

 プリゴジン氏は広報部門を通じた声明で、「ウクライナ軍は任務を明確かつ協調的に遂行している。われわれには彼らから学ぶことが多くある」と指摘した一方で、バフムートを制圧する考えを強調した。

 同氏はこの日、ワグネルの部隊がバフムート近郊の村を制圧するなど支配地域を拡大したと主張した。

 バフムート近くのドネツク州ソレダル(Soledar)制圧をめぐり、プリゴジン氏とロシア軍は先週、功名争いで対立しているとの見方も出ていた。(c)AFP