【12月16日 AFP】国際テニス連盟(ITF)は15日、2022年の「世界チャンピオン」を発表し、男子シングルスではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、女子シングルスではイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)がそれぞれ選出された。

 今季のナダルは全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)制覇を果たした後、全仏オープン(French Open 2022)で自身14度目の優勝を成し遂げ、四大大会(グランドスラム)のタイトル獲得数を男子歴代1位の22に伸ばした。

 36歳のナダルは「ITFの世界チャンピオンとして5度目の選出を受けて、とてもうれしい」と喜び、「2008年に初めて受賞したとき、14年後もこれほどハイレベルでのプレーを維持できるとは予想していなかった」と語った。

 ナダルはウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)でも4強入りを果たしたものの、腹部の肉離れでニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)との準決勝は棄権を余儀なくされた。

 一方、3月に電撃引退したアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty)氏から世界ランキング1位の座を引き継いだシフィオンテクは、全仏オープンで自身2度目の優勝を達成し、全米オープン(US Open Tennis Championships 2022)のタイトルも手にした。(c)AFP