【11月28日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)は27日、グループFの試合が行われ、前回準優勝のクロアチアはアンドレイ・クラマリッチ(Andrej Kramaric)の2得点などでカナダを4-1を下し、軌道修正に成功した。カナダは敗退が決まった。

 クロアチアはアルフォンソ・デービス(Alphonso Davies)にゴールを許し開始2分で先制されたが、ドイツ・ブンデスリーガ1部の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に所属するクラマリッチが同点弾を挙げると、マルコ・リバヤ(Marko Livaja)のゴールで前半終了間際に逆転した。

 後半、クラマリッチとロブロ・マイェル(Lovro Majer)にもゴールが生まれたクロアチアは、モロッコとの初戦を引き分けていたため、これが今大会初勝利となった。

 同組の他の試合では、モロッコがベルギーに2-0で金星を挙げた。混戦のグループFで、得失点差でモロッコを上回り首位に立つクロアチアは、ベルギーとの最終戦で引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。(c)AFP/Steven GRIFFITHS