【10月26日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は25日、グループF第5節が各地で行われ、セルティック(Celtic)はシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)と1-1で引き分け、最下位が確定した。

 5年ぶりにチャンピオンズリーグの舞台に帰ってきたセルティックだったが、長引く決定力不足が痛手となり、開幕からの5試合で2ポイントしか挙げられていない。

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督は「改善しなければならない領域はいくつかあるが、すぐに実現し得るようなものでは一切ない」とコメントした。

「チャンピオンズリーグの常連クラブになりたいし、それはこの大会に定期的に出場して初めて実現する」

 2013年以来となるチャンピオンズリーグでのホーム白星はお預けとなったセルティックだが、ホーム7連敗という大会ワースト記録はなんとかストップさせた。

 ポステコグルー監督はこの試合でいつものシステムを変更し、前線にギオルゴス・ギアクマキス(Giorgos Giakoumakis)と古橋亨梧(Kyogo Furuhashi)を並べて先発起用した。

 すると34分、ギアクマキスに欧州カップ戦の初ゴールが生まれ、セルティックが先制した。

 一方のシャフタールはミハイロ・ムドリク(Mykhailo Mudryk)の見事なゴールで追いつき、決勝トーナメント進出の望みをつないだ。しかし、他の試合でRBライプツィヒ(RB Leipzig)がレアル・マドリード(Real Madrid)を3-2で下したため、シャフタールにとってはうれしくない結果となった。

 同組ではすでにレアルは勝ち上がりを決めているが、ポーランド・ワルシャワで来週に行われる最終節でシャフタールがライプツィヒを下せば、同チームの16強入りが決まる。(c)AFP