【10月21日 AFP】22-23スペイン1部リーグは20日、第10節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2得点を挙げるなどし、3-0でビジャレアル(Villarreal CF)を下した。

 16日に行われた首位レアル・マドリード(Real Madrid)との「エル・クラシコ(El Clasico)」に敗れ、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)では勝ち上がりが厳しい状況となる中、バルセロナとシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で実力を証明すべく必死になっていた。

 苦境に立つバルセロナはその力を示し、前半30分過ぎからの8分間でレワンドフスキの2ゴールに加えてアンス・ファティ(Ansu Fati)も得点し、試合の行方を決定づけ、レアルとの勝ち点3差を維持した。今季リーグ戦で得点ランキングトップに立っているレワンドフスキは、その得点数を11に伸ばしている。

 シャビ監督がレアル戦から入れ替えた5人の中でも、セルヒオ・ブスケッツ(Sergio Busquets)に代わって中盤の底に入ったフレンキー・デ・ヨング(Frenkie de Jong)が目を引いた。

 デ・ヨングはスペインのテレビ局「モビスター・プルス(Movistar Plus)」に対し「(チャンピオンズリーグの)インテル(Inter Milan)戦とマドリード戦での悪い結果の後で、勝利が必要だった。勝てばそれが助けになるし、ロッカールームの雰囲気も良くなる。勝利にとても満足している」とコメントした。(c)AFP/Rik Sharma