「ロシア語の本、処分したい」 脱ロシア意識するウクライナ市民増加
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■道路から標識を撤去
公共の場からロシア的な要素を排除する活動を実際にしている人々もいる。
オレグ・スラボスピツキーさん(33)は2014年の「マイダン(Maidan)革命」以降、週に何度か脚立を担いで市内を巡回し、「モスクワ通り」のように明らかにロシアの影響を受けた道路名の標識を友人たちと撤去している。
「こういう取り組みは、市民の中から生まれなければなりません」と話し、モスクワ通りに設置されていた3枚の標識を外す作業に取り掛かった。
キーウ市議会は先日も、ロシアに関連した名称を持つ142の通りの改名を決定。さらに345の通りについても同様の措置が取られることになっている。(c)AFP/Anna KORIAGINA