デ・ロッシ氏が監督デビュー セリエBクラブの新指揮官に
発信地:ミラノ/イタリア
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【10月12日 AFP】イタリア・セリエB(2部)のSPALは11日、元同国代表MFのダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)氏が新監督に就任したと発表した。デ・ロッシ氏が監督になるのはこれが初めて。契約期間は2024年6月30日までとなった。
SPALは9日にロベルト・ベントゥラート(Roberto Venturato)監督を解任しており、チームは現在、残留プレーオフ圏と勝ち点1差、降格圏と同3差となっている。
デ・ロッシ氏は18年にわたり所属したASローマ(AS Roma)を2019年に退団し、アルゼンチン1部のボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)に短期間在籍してから2020年に現役を引退した。
イタリア代表としては117試合に出場し、21得点を記録。2006年のW杯(World Cup)ドイツ大会では4試合の出場停止処分を受けたものの、チームの優勝に貢献した。
また、イタリアが優勝した昨年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)では、ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督の下でコーチングスタッフを経験した。
現在セリエBで指揮官を務める2006年のW杯優勝メンバーは、ファビオ・グロッソ(Fabio Grosso)監督、フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)監督、ファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)監督に次いでデ・ロッシ氏が4人目となる。(c)AFP