【8月30日 AFP】サッカー元フランス代表FWのティエリ・アンリ(Thierry Henry)氏は29日、アマチュアリーグからイタリア・セリエB(2部)にまで昇格し、大きな目標を掲げる野心的なコモ(Como1907)の新たな株主になったと明かした。

 湖畔の街コモ(Como)で行われた記者会見にはアンリ氏に加え、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でキャプテンを務め、現在はクラブの最高経営責任者(CEO)を務めるデニス・ワイズ(Dennis Wise)氏も出席した。

 アンリ氏は記者団に「人生の新たな章」と語った。

「ここでのサッカーへの愛情は知っている。この街に観光に来る人は多く、フランス人やスペイン人は湖や街の美しさについて話をしているが、これからはクラブについて語るとき」

 現在インドネシアの大手たばこ製造企業ジャルム(Djarum)が保有するコモは、破産により2017年にはセリエD(4部、アマチュア)に降格となったがその後セリエBに昇格。昨シーズンは13位という成績に終わったものの、2002-03シーズン以来のセリエA復帰を目指している。

 コモは今月初め、プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)でアンリ氏と共にプレーしたセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)を獲得していた。セスクは契約の一環として、コモの株主の一人にもなっていた。

 ワイズ氏はアンリ氏の役職に関する詳細や、株主になるため投資額について一切明かさず、その出資については「プライベート」なものだと述べた。

 アンリ氏の正式な肩書や役職について問われたワイズ氏は、「彼の経験や考えを把握したい」と述べた。

「彼はいつでも自由に来て意見してくれていい。われわれは耳を傾ける。彼のことはアンバサダーと呼んでもいい。われわれはサッカーに関して掘り下げた議論を行っていく」 (c)AFP