【9月22日 AFP】サッカーイタリア・セリエB(2部)のベネベント(Benevento Calcio)は21日、新監督にファビオ・カンナヴァーロ(Fabio Cannavaro)氏を迎えたと発表した。

 中国スーパーリーグ(1部)に所属する広州FC(Guangzhou FC)の指揮官を昨年9月に退任してから、どのチームも率いていなかったカンナヴァーロ氏は、20日に解任されたファビオ・カゼルタ(Fabio Caserta)監督の後任となる。

 クラブは契約の詳細について明かしていないが、地元メディアによれば、契約期間は2024年6月までで、年俸は1シーズン目が50万ユーロ(約7180万円)、来季は100万ユーロ(約1億3500万円)になるという。

 現役時代、イタリア代表の一員として2006年のW杯(World Cup)優勝に貢献し、同年にバロンドール(Ballon d'Or)も受賞したカンナヴァーロ氏だが、監督としての経験は中国とサウジアラビアのみとなっている。

 ベネベントは開幕6試合で3敗を喫し、現在リーグ戦で13位に沈んでいる。(c)AFP