【10月10日 AFP】22-23スペイン1部リーグは9日、第8節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はセルタ(Celta de Vigo)に苦しめられながらもペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri’)のゴールで1-0の勝利を収め、リーグ首位を維持した。

 前日にレアル・マドリード(Real Madrid)がヘタフェ(Getafe CF)に勝利したため、次週行われる伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」に首位で臨むには、この試合に勝つしかなかったバルセロナだが、セルタは簡単にはいかない相手だった。

 チームは僅差のリードをつかむ中、セルタに同点ゴールに迫られながらも、終盤のイアゴ・アスパス(Iago Aspas)のシュートを見事に防いだ守護神マルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)を中心に、リーグ6戦連続の無失点勝利を達成。後半アディショナルタイムには瀬戸際まで追い詰められ、ゴンサロ・パシエンシア(Goncalo Paciencia)のシュートがポストをたたいたが、なんとか試合終了のホイッスルを迎えた。

 とはいえ、12日に控える欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)の重要なインテル(Inter Milan)戦に向け、弾みがつくとは言えない内容だった。シャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は「きょうの後半のようなプレーをしていては、(インテルに勝つのは)非常に難しくなるが、前半はよかったし、あのレベルを維持しなければならない」とコメントした。

 他会場では、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)がビジャレアル(Villarreal CF)に1-0で勝利し、6位に浮上した。このところ連続得点中のブライス・メンデス(Brais Mendez)がこの日もゴールを決めた。(c)AFP/Rik Sharma