【10月5日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は4日、グループC第3節が各地で行われ、インテル(Inter Milan)はハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)の得点でFCバルセロナ(FC Barcelona)を1-0で下し、決勝トーナメント進出に向けて一歩前進した。

 公式戦の直近8試合で5敗と、不調に陥ったまま本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)にバルセロナを迎えたインテルだが、チャルハノールの前半終了間際のゴールを守り抜き、チームの危機に終止符を打った。

 これでインテルはバルセロナを上回り、同組2位に浮上した。インテルはバルセロナに3ポイント差をつけており、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)には同ポイント離されている。

 チャルハノールは試合後、「きょうはいつも一緒にいてくれるファンに何かしらを示すことができたから、とても大きい。僕らがそれにふさわしいことを証明した」とコメントした。

 一方のバルセロナは後半、ウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のシュートがポストをたたくと、68分にはペドリ(Pedro Gonzalez Lopez 'Pedri’)がネットを揺らしたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によりハンドがあったとして得点は認められなかった。さらに試合終了間際には相手のハンドも見逃されてPKを獲得できず、どうにもならなかった。

 同組の他の試合では、バイエルンがホームでヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)に5-0で大勝。リロイ・ザネ(Leroy Sane)の2得点などで全勝を維持したバイエルンは、決勝トーナメント進出をほぼ確実にした。

 この試合によりバイエルンは、グループステージで31試合連続無敗という新記録を樹立している。(c)AFP/Terry DALEY