キプチョゲが2時間1分9秒の世界新、ベルリン・マラソン制す
発信地:ベルリン/ドイツ
このニュースをシェア
【9月26日 AFP】ベルリン・マラソン(2022 Berlin Marathon)は25日、ドイツ・ベルリンで行われ、男子の部ではエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge、ケニア)が2時間1分9秒で優勝を果たし、自身が持つ世界記録を30秒更新した。
2016年のリオデジャネイロ五輪と昨年の東京五輪のマラソンを連覇したキプチョゲは、公式大会で史上初めて2時間を切るのではないかと思われるタイムで中間地点を通過した。
その後、わずかにペースを落とした37歳のキプチョゲだったが、踏ん張って2018年大会でマークした自身の最速タイムを上回った。
2位には2時間5分58秒でマーク・コリル(Mark Korir、ケニア)が、3位には2時間6分28秒でタドゥ・アバテ(Tadu Abate、エチオピア)が入った。
女子の部では、ティギスト・アセファ(Tigist Assefa、エチオピア)が歴代3位タイムとなる2時間15分37秒で優勝した。
ローズマリー・ワンジル(Rosemary Wanjiru、ケニア)は2時間18分00秒で2位となり、マラソン初挑戦の女子選手として史上2番目に速いタイムを記録した。
また、ティギスト・アバイェチェウ(Tigist Abayechew、エチオピア)が2時間18分03秒で3位に入った。(c)AFP