【9月15日 AFP】ロンドン・マラソン(London Marathon)の主催者は、来年の大会の一般部門でノンバイナリー(自らを男性と女性のどちらでもないと認識する人)での出場を認めると発表した。

 主催者によれば、今回の決定は大会を「世界で最も多様かつ公平で、包括的なマラソン」にするための活動の一環だという。

 一般部門に登録した全ての参加者には、男性、女性、ノンバイナリーという三つの選択肢が与えられることになる。

 レースディレクターを務めるヒュー・ブラッシャー(Hugh Brasher)氏は、大会をより包括的なものにするための「大きな一歩」だと述べた。

 これに先駆け、ボストン・マラソン(Boston Marathon)も同様の変更を行うと発表していた。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって日程が大きく変更されていたロンドン・マラソンだが、来年の大会は4年ぶりに恒例の4月開催が決まっている。

 2023年大会への出場申し込みは、今年の大会が行われる前日の10月1日に開始される。(c)AFP