【9月21日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会の担当者は20日の記者会見で、「中国の60歳以上の高齢者人口は2035年前後に4億人を突破し、総人口に占める割合が30%を超える。中国は重度の高齢化段階に入る見通しだ」と述べました。

 中国全国の60歳以上の高齢者人口は2021年末現在、2億6700万人に達し、総人口の18.9%を占めています。また65歳以上の高齢者人口は2億人以上で、総人口の14.2%を占めているとのことです。

 都市部と農村部では、都市部の高齢者人数は農村部より多いのですが、農村部の高齢化は都市部よりさらに進んでいます。2020年の統計では、全国で60歳以上の人々が人口の20%を超えた省や直轄市、自治区は10あり、主に東北地方や四川省、重慶市などに集中しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News