【9月18日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III)と長男のウィリアム皇太子(Prince William)は17日、ロンドンでひつぎが公開安置されているエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の弔問に並ぶ市民の元を予告なしに訪れ、人々と交流した。

 夜を徹して並んでいた人々は2人の登場に喜び、「神よ国王を守りたまえ」との叫び声も上がった。国王と皇太子は、辛抱強く行列する人々に感謝。国王はその後、19日に行われる女王の国葬のために到着する各国首脳との面会へと向かった。

 国王と握手を交わした50代後半の女性は、感極まった様子で「とてもうれしい。国王は落ち着いていて、フレンドリーで、とても優しかった。最高の国王になることでしょう。その優しさと物腰の柔らかさに、女王の姿が重なった」と語った。(c)AFP