エリザベス女王死去 今後10日間の行事予定
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【9月10日 AFP】英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の死去を受け、同国では10日から、数十年にわたり綿密に計画・準備されてきた10日間の行事が始まる。全容はまだ確定していないが、現時点で判明している予定を紹介する。
■1日目:9月10日(土)
スコットランド北東部のバルモラル城(Balmoral Castle)で亡くなった女王の遺体は、王室旗に包まれたひつぎに納められ、同城に数日間留まる予定。
行事の1日目には、チャールズ新国王(King Charles III)の即位を正式に布告する王位継承評議会(Accession Council)が招集される。新国王は謁見(えっけん)を行い、王位継承と女王の国葬を担当する国務大官「軍務伯(Earl Marshal)」がメディアに対する発表を行う。
■2日目:9月11日(日)
女王のひつぎは、バルモラル城からエディンバラのホリールード宮殿(Palace of Holyroodhouse)に車で運ばれる。多くの町や村を通るため、一般市民が女王を見送る最初の機会となる。
■3日目:9月12日(月)
新国王は、英国を構成するイングランドとウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4地域歴訪を始める見通し。女王のひつぎは、ホリールード宮殿からエディンバラ旧市街の目抜き通り「ロイヤル・マイル(Royal Mile)」での葬列で聖ジャイルズ大聖堂(St Giles' Cathedral)まで運ばれ、そこで礼拝と王室関係者が参列する通夜が行われる。
■4日目:9月13日(火)
ひつぎは首都ロンドンに飛行機で運ばれ、車でバッキンガム宮殿(Buckingham Palace)に向かう見通し。沿道には一般市民が集まるとみられる。
■5日目:9月14日(水)
ひつぎはロンドン市内での葬列を経て、国会議事堂のウェストミンスターホール(Westminster Hall)に安置される。高位王族は、ひつぎを囲む儀式「王子の通夜(Vigil of the Princes)」を行う。
■6~8日目:9月15~17日(木~土)
ひつぎの安置が続き、一般の人々による弔問が受け付けられる。
■9日目:9月18日(日)
女王の葬儀のために来訪した要人や各国首脳の歓迎会が行われる。
■10日目:9月19日(月)
ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)で国葬が行われる見通し。ロンドン中心部には大勢の人々が集まるとみられる。
ひつぎは王室メンバーを従えて砲架車で寺院まで運ばれ、2分間の黙とうがささげられる。ひつぎはその後、ウィンザー城(Windsor Castle)に運ばれ、聖ジョージ礼拝堂(St George's Chapel)での葬儀がテレビ中継される。
女王はその後、妹マーガレット王女(Princess Margaret)、母エリザベス皇太后(Queen Mother)、父ジョージ6世(King George VI)が眠るジョージ6世記念礼拝堂(King George VI Memorial Chapel)で、夫フィリップ殿下(Prince Philip)と共に非公開で埋葬される。(c)AFP/Helen ROWE