【9月4日 AFP】3日に行われた22F1第15戦オランダGP(Dutch Grand Prix 2022)予選で、ポールポジションを獲得したレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が、コースに発煙筒を投げ込んだファンの振る舞いに苦言を呈した。

 昨季の年間チャンピオンで、今季もトップを独走するフェルスタッペンは、母国GPで2年連続のポールポジションを獲得したが、予選Q2の最中にコース上に発煙筒が投げ込まれ、赤旗が振られるトラブルがあった。これにより予選は6分中断。火は消し止められ、投げ込んだ人物は特定されて退場させられた。

 この件について聞かれたフェルスタッペンは、「本当に分別のない愚かな行為だからやめてほしい。会場から追い出されるし、レースが台無しになる」とコメントした。

 この日はフェルスタッペンを応援するファンがオレンジ色の大軍団を形成し、投げ込みほど注目は集めなかったが、他にも何本か発煙筒がたかれた。主催者は事前に禁止のアナウンスを行い、発煙筒をつけたことが発覚した人は、警備員に退場させられるという警告も会場中に出している。(c)AFP