【9月1日 CGTN Japanese】小学校の始業式の最初の儀式「開筆礼(書き初め)」が8月31日、中国江蘇省(Jiangsu)南京市(Nanjing)の夫子廟広場で行われました。

 孔子を祭っている夫子廟の「天下文枢」の牌坊の前では、小学校の新入生328人が銀色の漢服を身にまとい、黒いかばんを肩にかけて整然と立ち、儀式感あふれる古風な「開筆礼」を迎えました。

 教師は朱砂で子どもたちの眉間に赤いほくろをつけました。「ほくろ(痣)」は知恵を開くという意味の「智」との中国語の語呂合わせで、美しい祈りが託されています。この赤い印には、子どもたちが勉強を楽しんで知識を求め、立派になるようにとの期待が込められています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News