タイソン・フューリー、再び引退表明 懐疑的な見方も
発信地:ロンドン/英国
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【8月13日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)が12日、引退を表明した。この日34歳の誕生日を迎えた同選手は、これまで引退撤回を繰り返してリングに復帰しており、今回の発表も懐疑的に受け止められている。
フューリーは自身のツイッター(Twitter)で「長年キャリアにアドバイスをくれた全ての人々に多大な感謝をしたい。長く難しい話し合いの末に引退を決断した。34歳の誕生日にボン・ボヤージュと言おう」とつづった。
世界ヘビー級のタイトル統一を目指し、8月20日に再戦するWBAスーパー・IBF・WBOの王者オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)とアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)の勝者と拳を交えると思われていたフューリー。
つい先日の9日には、デレック・チソラ(Derek Chisora、英国)との3度目の対戦に向けて直近の引退表明を撤回することを示唆し、新トレーナーにアイザック・ロウ(Isaac Lowe、英国)を迎えたと話していた中での発表となった。
フューリーはディリアン・ホワイト(Dillian Whyte、英国)とのタイトルマッチで勝利する前の3月にも、「1億5000万ドル(約200億円)の貯金があるし、証明することは何もない」と話し、ホワイト戦後に引退する意向を示していた。
プロ通算成績は32勝1分けの無敗。(c)AFP