【7月23日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領の首席戦略官を務めたスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏(68)が、昨年1月6日の議会襲撃事件を調査する下院特別委員会による召喚に応じなかったとして起訴された裁判で、連邦裁判所の陪審は22日、同氏を議会侮辱罪で有罪とする評決を下した。

 バノン氏は、特別委に対する証言を求める召喚状で指定された日に議会に出頭せず、文書提出の要求も拒否したとして、2件の議会侮辱罪に問われた。陪審は3時間弱の評議の末、同氏を両罪状で有罪とした。

 罪状はいずれも軽罪で、それぞれ30日以上1年以下の禁錮刑が科される。量刑は10月に言い渡される予定。(c)AFP