【7月13日 AFP】ラグビー国際試合が12日、ニュージーランド・ウェリントンで行われ、アイルランドはジョーダン・ラーマー(Jordan Larmour)の2トライなどでマオリ・オールブラックス(Maori All Blacks)を30-24で下した。

 来年のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)を前に、チーム全体に経験を積ませようとしていたアイルランドのアンディ・ファレル(Andy Farrell)ヘッドコーチ(HC)にとって、前回の試合から大幅に改善されたパフォーマンスは満足のいく内容だった。

 ここ4日間でマオリ・オールブラックスとニュージーランドに勝利を収めたことで、両チームに敗れた陰鬱(いんうつ)とした遠征1週目の記憶は薄れることとなった。

 4枚のイエローカードが飛び交い、ペナルティートライも一つあった試合で、アイルランドはテストマッチ10キャップ以上の選手がわずか3人と大半が主力ではなかったものの、初戦よりもまとまりがあるように見えた。

 アイルランドとニュージーランドのテストマッチシリーズは、16日にウェリントンで最終第3戦が行われる。(c)AFP