【7月9日 AFP】ラグビーテストマッチが9日、各地で行われ、アイルランドはニュージーランドを23-12で下し、敵地で初勝利を挙げた。

 ダニーディン(Dunedin)で行われた一戦で、アイルランドはPRアンドリュー・ポーター(Andrew Porter)が2トライを決め、歴史的白星の立役者となった。

 一方のニュージーランドは、前半だけでイエローカード2枚とレッドカード1枚をもらい、試合の大半を14人で戦うことを余儀なくされるなど、規律の乱れが響いた。

 前週の第1戦は19-42で敗れたが、これでアイルランドはオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)との直近7戦で4勝目。16日に行われる今遠征3戦目でも勝利すれば、どの国にとっても珍しいニュージーランドのホームでのシリーズ勝ち越しが決まる。

 一方、イングランドは敵地でオーストラリアを25-17で退け、今シリーズの戦績を1勝1敗とした。

 イングランドはオーウェン・ファレル(Owen Farrell)がペナルティーゴール(PG)6本、コンバージョンキック1本を決めた。第3戦は16日に行われる。(c)AFP