【今日のツール】ファン・アールト区間初Vで総合リード拡大
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【7月6日 AFP】ツール・ド・フランス(2022 Tour de France)は5日、第4ステージ(ダンケルクからカレー、171.5キロメートル)が行われ、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)がステージ優勝を飾り、大胆な走りで総合順位でもリードを広げた。
デンマークで行われた開幕からの3ステージでは、いずれも2位だったファン・アールトだが、猛スピードで追走してくる集団に8秒差をつけてフィニッシュラインを切り、ついに勝利を味わった。
あと一歩届かなかった、ここまでのステージの失望を埋め合わせ、長く記憶に残る見事な走りを見せたファン・アールトは「ほとんど不可能にも思えるが、このジャージー(総合首位が着用するマイヨ・ジョーヌ<イエロージャージー>)が翼をくれた」とコメントした。
レースは160キロ地点まで逃げを打った2選手が先行していたが、ゴールまで残り10キロ付近の短い急坂で、ファン・アールトのユンボ・ビスマとアダム・イェーツ(Adam Yates)のイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)が猛烈なアタックを開始した。
すると、目にも鮮やかなマイヨ・ジョーヌをまとったファン・アールトは、上り坂を絶えず攻め続け、一人でいち早く峠を越えた。残りの8キロも最大時速55キロのスピードで力強く走り、最後は両腕を羽ばたかせるポーズでフィニッシュラインを切った。
後続では、アルペシン・ドゥクーニンク(Alpecin–Deceuninck)のジャスパー・フィリプセン(Jasper Philipsen、ベルギー)が集団スプリントを制して2位に入り、勝利したと勘違いして喜ぶ一幕もあった。
総合順位では、開幕ステージを制したクイックステップ・アルファビニール(Quick-Step Alpha Vinyl)のイブ・ランパルト(Yves Lampaert、ベルギー)が25秒差で2位に、UTE(UAE TEAM EMIRATES)の前回王者タデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が32秒差で3位につけている。(c)AFP/Damian MCCALL