【6月11日 AFP】コロンビア人サイクリストのフアン・セバスティアン・モラノ(Juan Sebastian Molano)が10日、現在開催中のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(Criterium du Dauphine 2022)で他の選手を殴ったとして、大会を失格処分となった。

 レース審判員が裁定を下すために検証した画像では、UTE(UAE TEAM EMIRATES)に所属するモラノが、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベール・マテリオ(Intermarche-Wanty-Gobert Materiaux)のユーゴ・ページ(Hugo Page、フランス)と口論した後、パンチしている様子が確認された。

 モラノは20歳のページが危険な走行をしていたと訴えた一方で、「フィニッシュに向かって速度と緊迫感が増し、つい熱くなって危険な間違いを犯してしまった」と認め、「失格になった理由は理解しているし、後悔していて、ここから学んでいくとしか言えない」と話した。(c)AFP