【6月8日 CNS】中国・浙江省(Zhejiang)杭州市(Hangzhou)の常住人口が2021年末現在で1220万4000人となり、1200万人を超えた。2020年末に比べて23万9000人増加しており、人口増加数は近隣の上海市や江蘇省(Jiangsu)の蘇州市(Suzhou)と南京市(Nanjing)、安徽省(Anhui)合肥市(Hefei)を上回り、長江デルタ地帯の各都市で1位だった。

 同じ浙江省の寧波市(Ningbo)は954万4000人で前年より12万4000人増加し、長江デルタ地帯で2位にランクされた。

 中国全土の1000万人以上の都市では、湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)が2021年末段階で前年より120万1200人増え、人口増加数でトップに。コロナ禍を克服して人口が回復した。次いで四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)が24万5000人増加。杭州市は全国では3位となっている。

 北京市や天津市(Tianjin)、河北省(Hebei)石家荘市(Shijiazhuang)は人口が減少し、重慶市(Chongqing)や上海市、山東省(Shandong)臨沂市(Linyi)はほぼ横ばいだった。(c)CNS/JCM/AFPBB News