【6月4日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が、フランス代表の元チームメート、マチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)の「セックステープ」を使った恐喝事件で言い渡された有罪判決について、上訴を取り下げた。同選手の弁護人が4日、明かした。

 ベンゼマは同国サッカー界に衝撃を与え、代表チームから5年以上追放されることになった2015年の恐喝事件で、2021年11月に執行猶予付き禁錮1年の有罪判決と7万5000ユーロ(約1050万円)の罰金を言い渡された。

 同選手の弁護人はこれを前に、仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)に対し、ベンゼマがこの裁判に「疲れ果てた」ため、上訴を取り下げるとしていた。

 上訴の取り下げにより、昨年11月に下された判決は確定する。(c)AFP