【12月3日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)は2日、フランスサッカー界を揺るがした「セックステープ」絡みの恐喝事件で「迫害」の犠牲者になったと主張し、自身の無実を訴えた。

 ベンゼマは仏テレビ局TF1に対し、「あれは迫害だ」と語った。

「彼らは僕を責め立て、まるで犯罪者のように名前を汚した。最低の行為だ」

 27歳のベンゼマは、性行為の映像を基にフランス代表の同僚マチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)を恐喝したとされる事件で、共謀してゆすりと犯罪行為に加担したとして起訴されており、有罪の場合は最高で禁錮5年が言い渡される可能性がある。

 先日、ベンゼマは事件の橋渡し役となったことが誤解につながったと訴えていた。

 スキャンダルが発覚してから初めて公の場で発言したベンゼマは、テレビのインタビューで、「マチュー・ヴァルブエナと腹を割って話した。僕らが恐喝して金銭を要求したと聞いたときは激怒したよ。金なんか必要ない」とコメントした。

「僕は恐喝犯を知らない。僕は無実だ」