【4月30日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は29日、開幕まで7か月を切ったW杯カタール大会(2022 World Cup)の観戦チケットについて、第2次販売で約2350万枚に上る申し込みがあったと明らかにした。

 FIFAによると「非常に大きな需要」があったのはアルゼンチン、ブラジル、イングランド、フランス、メキシコ、カタール、サウジアラビア、そして米国となっている。

 最も人気が高かった試合は12月18日の決勝戦をはじめ、すでにグループステージでの対戦が決まっているアルゼンチン対メキシコ、アルゼンチン対サウジアラビア、イングランド対米国、そしてポーランド対アルゼンチンだったという。

 販売予定数を上回った場合は抽選となり、5月31日に当選者への通知が行われる。チケットが残っている試合については、先着順での一般販売で受け付ける。

 カタール大会のチケット料金は、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)よりも、平均で30パーセントほど高くなっている。最も安いのはカタール国民と同国で働く外国人労働者向けのチケットで、グループステージでは最低10ドル(約1300円)から購入できる。

 一方、決勝戦で最も高額なチケットは1600ドル(約21万円)を超えており、2018年大会と比べて45パーセントも高額になっている。(c)AFP