【4月27日 AFP】昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)女子シングルスを制したエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)が26日、トーベン・ベルツ(Torben Beltz)氏との師弟関係をわずか5か月で解消し、この1年で4人目となるコーチを迎え入れる予定だと発表した。

 19歳のラドゥカヌは、四大大会(グランドスラム)の全仏オープン(French Open 2022)に向けて今週はマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2022)に出場予定だが、「新たなトレーニングモデル」の必要性を感じたと話した。

 今週は英国庭球協会(LTA)で女子部門を統括するイアン・ベイツ(Iain Bates)氏と協力し、ベスト8入りした前週のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2022)からの積み上げを目指す。

 25日に自身最高の世界ランキング11位に浮上したラドゥカヌは、「半年間にわたるトーベンの指導とプロフェッショナリズム、献身に感謝したい」と話し、「思いやりにあふれる人で、ともに過ごす中で生まれた強い化学反応が楽しかった」としながらも、「新たなトレーニングモデルへ移行するのが、成長のためにも最善だと感じており、暫定的にLTAのサポートを受ける」と明かした。

 ベルツ氏は元世界1位のアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber)を指導したこともあるコーチで、2016年には同選手を全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2016)と全米オープンの優勝に導いた。

 ラドゥカヌはベスト16に入ってブレークを果たした昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2021)以降、たびたびコーチを変更している。大会後にはナイジェル・シアーズ(Nigel Sears)氏からアンドリュー・リチャードソン(Andrew Richardson)氏にコーチを代え、そのリチャードソン氏も、全米オープンでともに大きな成功を収めたにもかかわらず契約を更新せず、ベルツ氏を迎え入れていた。(c)AFP