「理解できない」 バイエルン監督、フライブルクの不服申し立てに怒り
発信地:ベルリン/ドイツ
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【4月6日 AFP】2日に行われたサッカードイツ・ブンデスリーガ1部の試合で、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が交代選手をめぐる混乱で短時間ながら12人でプレーした問題で、バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督が5日、SCフライブルク(SC Freiburg)が不服申し立てを行ったことを非難した。
バイエルンが4-1で勝利した問題の一戦では、試合終盤にバイエルンが交代選手2人を投入しながら、1人しかピッチを出ず、20秒弱を12人でプレーする事態が起こった。これを受け、フライブルクは4日にドイツサッカー連盟(DFB)に対して不服を申し立てた。
しかしナーゲルスマン監督は「個人的には、フライブルクの行動が理解できない」と話し、「18秒で彼らが2点を決められたとは思わないからだ」と続けた。
「自分だったら申し立てはしないだろう。第三者のミスを利用して勝ち点を手に入れられないかと考えているように思える」
バイエルンは2位に勝ち点9差をつけて首位を独走し、リーグ10連覇へ向かっているが、DFBが結果を覆し、フライブルクに勝ち点3を与える可能性もある。
バイエルンのオリバー・カーン(Oliver Kahn)最高経営責任者(CEO)は、クラブ幹部がDFBを「全面的に信頼している」と話し、結果は維持されるべきだと示唆しているが、ナーゲルスマン監督は「正直に言って、私はCEOほど落ち着いていない」と立腹。DFBの判断が進む道は一つしかなく、結果は変わらないと断固主張した。(c)AFP