【4月5日 AFP】2日に行われたサッカードイツ・ブンデスリーガ1部の試合で、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が交代選手をめぐる混乱で短時間ながら12人でプレーした問題で、対戦相手のSCフライブルク(SC Freiburg)は4日、不服申し立てを行ったことを発表した。

 問題の試合では、バイエルンが86分にニクラス・ズーレ(Niklas Suele)とマルセル・サビッツァー(Marcel Sabitzer)を投入したが、ピッチから出たのは1人だけで、チームは1人多い状況で17秒間プレーした。途中出場となったサビッツァーはその後ゴールを挙げ、チームも4-1で勝利した。

 選手交代に関して今回のような規則違反があった場合、ブンデスリーガでは結果が覆され、相手チームに勝ち点3が与えられる可能性がある。

 フライブルクは「あらゆるレベルで徹底的に協議し、法律面での調査を行った結果、試合の有効性に関して不服を申し立てることを決めた」と発表。将来の類似したケースに法的確実性をつくることも、不服を申し立てた理由の一つだと説明した。(c)AFP