ルードがマイアミOP準決勝に進出、ズベレフ下す
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【3月31日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2022)は30日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第6シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は6-3、1-6、6-3で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を下し、準決勝に進出した。
マスターズ1000(ATP Masters 1000)大会ではこの数年の間にモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters)やマドリード・オープン(Mutua Madrid Open)、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia)といったクレーコート大会で4強入りを果たしていたルードは、ハードコート大会では初めて準決勝の切符を手にした。
一方で安定感を欠いたズベレフは、第2セットで巻き返したものの最後は活力を失い、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)での早期敗退に続いて、さらに失望が深まる結果になった。
ルードは、決勝進出を懸けてフランシスコ・セルンドロ(Francisco Cerundolo、アルゼンチン)との対戦に臨む。今大会でマスターズのデビューを飾った23歳のセルンドロは、同日行われた試合で第9シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が第1セット途中4-1となった場面で棄権したため、4強入りを決めている。
世界ランク103位のセルンドロは、1999年大会に同74位で準決勝に進出したセバスチャン・グロージャン(Sebastien Grosjean)氏(フランス)が持っていた大会4強入り最低ランク選手の記録を更新している。(c)AFP