【3月30日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2022)は29日、女子シングルス準々決勝が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-1で大会第9シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)に快勝し、4強入りを果たした。

 大坂はこの日も隙のないプレーを見せ、ちょうど1時間で勝利。今大会ではここまで1セットも落とさない好調ぶりで、東京五輪金メダリストのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)が待つ準決勝へ駒を進めた。

 大坂は試合後、首のけがに苦しんだコリンズについて「大丈夫であってほしい」と思いやり、「今大会では初めてのナイトマッチだったからコンディションが分からなかったが、問題なくやれたし、ファンも素晴らしかった」と振り返った。

 一方のコリンズは敗れはしたものの、次回発表の世界ランキングでは、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)準優勝後に一時足を踏み入れたトップ10への復帰が決まっている。

 第22シードのベンチッチはダリア・サビル(Daria Saville、オーストラリア)を6-1、6-2で下した。(c)AFP