【3月31日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2022)は30日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-3、6-3で第28シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)を下し、WTA 1000大会3戦連続優勝に向けて前進した。

 最新世界ランキングで1位浮上が決まっているシフィオンテクは今季、同レベル大会のカタール・オープン(Qatar TotalEnergies Open 2022)とBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)で連続優勝を飾っている。

 またシフィオンテクは、BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの「サンシャイン・ダブル」での連続優勝を飾れば、1994年と1996年のシュティフィ・グラフ(Steffi Graf)氏、2005年のキム・クライシュテルス(Kim Clijsters)、2016年のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)に続く史上4人目の女子選手となる。

 これで15試合連続白星と絶好調のシフィオンテクは、準決勝ではジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)との対戦が決定。ペグラは同日行われた試合で、第5シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)が第1セット途中に体調不良を訴えて棄権したため、勝ち上がりを決めた。

 ペグラは4回戦でもアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)が第1セット終了後にリタイアしたため、準決勝には休養十分な状態で臨む。(c)AFP