【3月28日 AFP】26日に行われた22F1第2戦サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2022)の予選でクラッシュしたハース(Haas F1 Team)のミック・シューマッハ(Mick Schumacher)が27日、現在のF1マシンに搭載されている安全機構に感謝した。

 ミックは予選Q2のアタック中に縁石に乗り上げてマシンのコントロールを失い、そのまま壁に衝突。マシンの残骸から救出された後は、検査のためにヘリコプターで病院へ搬送され、この日の決勝は欠場した。

 F1のレジェンド、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏を父に持つミックは「体調は大丈夫」と明かし、「ここに立っていてもまったく問題ないし、痛みすらない。現在のマシンが安全、安心であることの証明だと思う」と話した。

 今回の事故で、高速でコース幅の狭いジッダ市街地コース(Jeddah Corniche Circuit)の安全性に対する疑問が持ち上がっている。ミックは「それを判断するのは僕ではないが、確認すべき事柄はあると思う。ありがたいことに、現在のマシンはとても安全だ」とコメントしている。(c)AFP