【図解】F1マシンのドライバー保護システム
発信地:パリ/フランス
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【3月7日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)マシンに搭載されているドライバーの保護システムについて図解でまとめた。
■Halo:チタニウムとカーボンファイバー製の装置で、7キログラムと軽量でありながらロンドンバスの重量にも耐えられる。
■シート:ドライバーの体形に合わせて型を取っている。
■サバイバル・セル:折れ曲がって衝突時の衝撃を吸収する設計になっている。
■コックピット:消火システム付き。ドライバーはハンドルを外して7秒以内にマシンから脱出できなければならない。
■ヘルメット:先進複合材料で作られ、衝撃や貫通に強く、極めて軽量。また後方の空力デザインにより、高速でも頭部が正しい位置に固定される。
■ヘルメット固定用ストラップ:ヘルメットは伸縮性のある2本のストラップで肩に乗せるパッドに固定する。
■頭部・頸部(けいぶ)支持(HANS)装置:正面衝突から頭と首を守り、むち打ちを防ぐ。
■バイオメトリック・グローブ:着用は必須。内蔵センサーでドライバーの心拍数と血中酸素濃度を測定し、医療スタッフが事故時にバイタルサインのデータを素早く入手できるようにする。
■ハーネス:6本のシートベルト
(c)AFP