【3月5日 AFP】国際テニス連盟(ITF)は4日、女子世界ランキング元トップ20のバーバラ・レプチェンコ(Varvara Lepchenko、米国)に対し、ドーピング違反で4年間の資格停止処分を科したと発表した。

 ITFによれば、レプチェンコは昨年7月にハンガリー・ブダペストで行われた大会のドーピング検査で禁止薬物の「アドラフィニル(Adrafinil)とモダフィニル(Modafinil)、またはいずれかの代物質」の陽性反応を示した。

 ウズベキスタン出身のレプチェンコは現在35歳で、処分は40歳直前で解除されることになる。

 ドーピング違反はこれが2回目で、2016年にはメルドニウム(Meldonium)の陽性反応を示した。ただし、「前回のケースでは本人に責任がなかったと判断された」ため、今回は初犯として扱ったとITFは説明している。(c)AFP