【2月23日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領は22日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したことについて「天才的」とたたえる一方、自身が政権を率いていれば今回のような事態は招かなかったと語った。

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 トランプ氏は右派系のラジオ番組でウクライナ問題について問われ、「きのうテレビで知って『天才的だ』と思わず口にした」「プーチン氏はウクライナの広い地域の独立を宣言した。素晴らしい」と答えた。

 また、プーチン氏の戦術は「抜け目ない」とも指摘。米国もメキシコとの国境における問題に応用できると述べたが、詳細には言及しなかった。

 トランプ氏は、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領が「適切に対処」していれば、ウクライナ危機は完全に回避できたと主張。「私はプーチン氏をよく知っている。トランプ政権だったら決して今回のような行動には出なかっただろう」と話した。(c)AFP