【2月9日 AFP】8日に行われる予定だった北京冬季五輪、フィギュアスケート団体戦のメダル授与式について、国際オリンピック委員会(IOC)は9日、法的な理由で延期になったことを明かした。

 フィギュア団体では日本が合計63点で銅メダルを獲得し、同74点のロシア五輪委員会(ROC)が金メダル、同65点の米国が銀メダルを手にした。

 IOC広報のマーク・アダムズ(Mark Adams)氏は定例会見で、統括団体である国際スケート連盟(ISU)との「法的な協議」が必要になっていると明かした。詳しいことは話さず、「メダルを獲得した選手に関わる話だ」とだけコメントした。

 アダムズ氏は「状況の可能な限り早い解決に向けて、全員が全力を尽くしているのは間違いない」と話しつつ、「知っての通り、法的な問題は長引くことがある」と付け加えた。

 団体に出た一部の選手は男子シングルにも出場しており、10日のフリースケーティング(FS)終了後に帰国予定となっている。(c)AFP