【1月27日 CNS】中国有人宇宙プロジェクト弁公室によると、中国の宇宙ステーションで1月6日午前6時59分(北京時間)、ロボットアームを使った宇宙貨物船の転位テストが行われ、約47分間の作業は無事成功した。

 宇宙ステーションのコアモジュール「天和(Tianhe)」と結合している宇宙貨物船「天舟2号(Tianzhou-2)」をロボットアームがつかむと、テストがスタート。天和とのロックを解除して天舟2号を分離し、ロボットアームによって平面転位を行った。その後、逆方向に操作して天和と再びドッキングさせた。

 今回の試験では、宇宙ステーションのモジュール転位技術とロボットアームの性能を検証。今後のさらなる宇宙ステーションの組立・建造に向けて経験を蓄積した。(c)CNS/JCM/AFPBB News