【1月26日 AFP】エジプトの国営メディアが25日、サッカーアフリカネーションズカップ(2021 The Africa Cup of Nations)に出場中のエジプト代表ムスタファ・モハメド(Mostafa Mohamed)のふりをして大学のテストを受けた若者が、替え玉であることが発覚して逮捕されたと報じた。

 24歳のモハメドは現在、ネーションズカップの16強に入ったチームの一員としてカメルーンに滞在しているが、そのさなかに母国では今週、モハメドが在籍しているカイロの大学で試験が行われた。ところが大学の職員が、試験を受けているのが別人であることに気づき、司法に届け出たという。

 モハメドのふりをした若者の本当の身元はまだ分かっていないが、国営メディアによれば、若者は「友人を助けたかった」だけだと話し、「ムスタファ・モハメドの代わりにすでに三つの試験を受けた」と明かしているという。

 モハメドが若者に代わりに試験を受けるよう依頼したのか、何らかの処分が科されるのかは明らかになっていない。

 アラブ諸国で最も人口が多く、サッカー好きの国民性で知られるエジプトでは、すでにこの件がSNSで数多くネタにされている。あるツイッター(Twitter)ユーザーは「20世紀から21世紀を通じて最もばかばかしい犯罪だ」と話し、「サッカーを追っている大陸中の1億人のエジプト人が、ムスタファ・モハメドは今カメルーンにいることを知っている」と続けた。(c)AFP