【1月20日 AFP】北京冬季五輪の開催を2週間後に控えた中国・北京で20日、雪が降った。

 冬の北京では気温が氷点下になることは珍しくないが、降雪はまれ。

 20日朝の気温は氷点下9度まで下がり、市内の道路や建物、五輪会場などが雪に覆われた。

 2月4日から開催される北京冬季五輪では、人工雪でほぼすべて賄われる予定。環境への影響を懸念する声も聞かれるが、主催者は人工降雪機は再生エネルギーを動力源とし、山の生態系を損なうことはないと主張している。

 北京では昨年1月、気温が氷点下19.6度と55年ぶりの寒さとなったが、雪は降らなかった。

 北京で観測されたこれまでの最低気温は1966年の氷点下27.4度。(c)AFP