【1月7日 CNS】中国自動車工業協会は、2021年1~11月の新エネルギー車(NEV)の生産台数が前年同期比で2.7倍の302万3000台に達したと発表した。販売台数も2.7倍の299万台となり、自動車販売台数全体に占める割合は12.7%に上った。

 NEVの生産・販売台数は毎月、過去最高記録を更新し続け、累計生産台数は300万台を超え、累計販売台数は300万台近くになった。

 NEVのうち、2021年1~11月の電気自動車(EV)の生産台数は前年同期比で2.8倍、販売台数で2.7倍となり、プラグインハイブリッド車(PHV)も生産台数が2.3倍、販売台数が2.4倍に達した。燃料電池車(FCV)は生産台数が23%増、販売台数は16%増だった。

 2021年11月のNEVの生産台数は45万7000台、販売台数は45万台で、前年同月比でそれぞれ2.3倍、2.2倍となった。NEVの市場占有率は17.8%、このうち乗用車の市場占有率は19.5%に達した。(c)CNS/JCM/AFPBB News